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株式会社仲山運送様
【運送業】
ドライバーの位置情報と車に乗っているのか、降りて歩いているのかを確認できるのが便利です。その情報と渋滞情報を合わせてマップで管理できることにより、当日の配送指示がスムーズになりました。自動で日報が出てくるので、ドライバーの手間が減りました。
代表取締役の遠藤佳代子様にお話しを伺いました。
業務内容
建設資材・鋼材・シャッター部材を建設現場や工場に配達しています。荷主様から依頼を元に配送を行っています。依頼は当日に変更の嵐があるので、その日その日の動きになることが多いです。
鋼材の配送は、一日1ドライバー7-8件配送があります。
建設資材の配送は、一日1ドライバー1-2件がデフォルトで、多い時で5-6件あります。
導入の背景
荷主様がドライバーに直接仕事を依頼することを避けるため、窓口を私に絞ることにしました。その際、位置情報を把握していた方がスムーズに案内できるので、システムを検討しました。なので位置情報が管理できて、ドライバーの負担を減らすために自動で日報が出るシステムを探していました。位置情報のシステムは、ドラレコやデジタコなど様々ありますが、費用的に検討を行わなかったです。ODINが費用的に安価だったので、導入を検討しました。
実際の利用シーン
ドライバーさんが配達に行く際、どこで何をしているか管理するために使っています。位置情報を管理することにより、荷主様から急な依頼があった際に、仕事を楽に割り振れます。例えば、位置情報を見る事でおおよその戻り時間がわかるので、次の仕事を割り振れるかの判断ができます。また、荷主様からの「ドライバーがどこにいるのか」の問い合わせもあるので、その問い合わせ対応にも使っています。
ドライバーは、ステータスを更新することで記録を取り、日報を自動作成しています。
メリット
・一目で、ドライバーがどこで何をしているのかが把握できます。
・最近では、ドライバーが車に乗っているのか、降りて歩いているのかまで分かるようになったのが便利です。
・ドライバーがボタンを押すだけで日報が自動で出てくるので、作成時間が10分短縮しました。
→以前はドライバーが戻ってきてから、どこに何時に行って、どこで何分休憩したかを思い出しながら書いていたので、時間がかかっていました。
・荷主様から「誰がどこにいるか」のお問合せが頻繁にありますが、ODINで位置が分かるので対応が早くなりました。
→以前は、お問合せがあれば電話でドライバーの位置を確認していました。
・また、渋滞情報が分かるので、それを加味して荷主様やドライバーとやり取りができます。
コストパフォーマンス
1台あたりの単価が安いので、費用対効果的にはいいです。今のODINよりも機能がある製品はありますが、費用的にも、スマホのギガ数的にも微妙になります。
日報の作成時間をドライバーあたり10分短縮するなど、社員の作業時間を軽減しています。
今後
日報統計機能で、月ごとにどれくらいの距離を走行しているか把握できるので、車の走行距離管理や、荷主様へ燃料代の提案に使えるのではないかと考えています。
また、2024年問題に向けて、このシステムで対応できればと思っています。このシステムに、新な機能として走行時間の通知など、2024年問題に向けての機能が増えることを期待しています。