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ODIN リアルタイム配送システムのコスト削減効果を試算

効率のよい配送計画(配車表・配送ルート)がコストを削減する効果があるとわかっていても、実際には金額としてどれぐらいなのか?と疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで、このページではサンプルの配送計画を作成して、その効果を計算してみました。

関東近辺にある50か所の配送先を、4人のドライバーが回る1日の配送計画を作成し、ガソリン代、人件費、印刷費用のコスト削減効果を試算

人件費

ODINリアルタイム配送システムで効率的な配送ルートを作ることにより、ドライバーの所要時間を削減できます。

ドライバー4名で

25万円/年

の人件費削減効果

配送担当者一人当たり

47万円/年

の人件費削減効果

  ある担当者が作成した配送計画の走行時間 1,449
作成所要時間 90分
 ODIN配送計画で作成した配送計画の走行時間 1,397
作成所要時間 5分
計算根拠

<ドライバーの場合>

今まで配送担当者が作成していた配送ルートと比べ、
ODINリアルタイム配送システムは所要時間を全体で52分短縮できました。

1,449 (分) – 1,397 (分) = 52 分の差
52 (分) × 22 (日) × 12 (か月) = 13,728 分/年間
13,728 (分) ÷ 60 (分) = 228.8 時間/年間
※1か月の営業日を22日としてカウントしています。

時給 1,091 円 × 228.8 (時間)= 249,621 円/年間

ドライバー4名で年間249,621円の人件費を削減できます。

<配送担当者の場合>

今まで、配送ルートを作成するのに1日90分かかっていましたが、
ODINリアルタイム配送システムを導入し5分で作成できるようになりました。

90 (分) – 5(分) = 85 分の差
85 (分) × 22(日) × 12 (か月 ) = 22,440 分/年間
22,440 (分) ÷ 60 (分) = 374 時間/年間
※1か月の営業日を22日としてカウントしています。

時給 1,268 円 × 374 (時間) = 474,232 円/年間

年間、担当者一人当たり474,232円の人件費を削減できます。

※時給は2021年厚生労働省による賃金構造基本統計調査の職種別時給を参考としています。
(出展 : https://www.mhlw.go.jp/content/000980675.pdf

ガソリン代

ODINリアルタイム配送システムで効率的な配送ルートを作ることにより、ガソリン代を削減できます。

17万円/年

のコスト削減効果

ある担当者が作成した配送計画の走行距離 1,357km
 ODIN配送計画で作成した配送計画の走行距離 1,304km
計算根拠

とある日の配送ルートについて、二つのパターンで計画を作成しました。

担当者が人の力で作成した配送計画の走行距離が1,357km、
弊社の配送システム「ODIN配送計画」で作成した配送計画の走行距離が1,304kmでした。

つまり、この二つの配送計画には、1,357 (km) – 1,304 (km) = 53kmの差があります。

53kmの差を元に、1日あたりのガソリン代の差額を計算すると、

53 (km) ÷ 11.8 (km/L) × 144 (円) = 約 647 円/日です。

647 (円) × 22 (日) × 12(か月)  = 年間 170,749 円削減が実現できます。

 

(燃費 11.8Km/L、1L 軽油144円で計算。ニッサン アトラス1.5tクラス

出展: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/atlas/15t/performance.html

印刷費用

ODINリアルタイム配送システムで紙の配送指示と日報をODINで電子化することで、紙代と印刷費用、または複合機のカウンター料金を削減できます。

インクジェットで

13万円/年

のコスト削減効果

カウンター料金で

2.3万円/年

のコスト削減効果

削減できた紙の数 11,616枚/年間
削減できたインクの数 29本/年間
削減できたカウンター料金 23,232円/年間
計算根拠
<インクジェットの場合>

とある会社で、日報用と配送計画の紙をドライバー1人につき1日11枚渡していました。
電子化により、毎月968枚印刷していた紙が0枚になりました。
従来、年間紙代だけで17,075円かかっていた費用を削減する事ができます。
4 (人) × 11 (枚/日) × 22 (日) = 968  枚/月
968 (枚) × 1.47  (円)  × 12  (ヶ月)  = 17,075  円/年間
※「1.47円」に関しては、5000枚の紙を1枚当たりの金額に変換しています。

紙代の他にも、インク代のコスト削減に繋がります。

<モノクロ印刷>
4 (人) × 11 (枚/日) × 22 (日) ÷ 400 (枚) × 12 (ヶ月) × 1 (本) × 4.100 (円) = 119,064  円/年間
※使用するインクはブラック1色で、1本につき400枚印刷したらインクが無くなる想定。

<カラー印刷>
4 (人) × 11 (枚/日) × 22 (日) ÷ 400 (枚) × 12 (ヶ月) × 3 (本) × 2.700 (円) = 235,224 円/年間
4 (人) × 11 (枚/日) × 22 (日) ÷ 400 (枚) × 12 (ヶ月) × 1 (本) × 4.100 (円) = 119,064  円/年間
235,224 (円) + 119,064 (円) = 354,288 円/年間

※使用するインクはブラック1本とカラーシアン、マゼンタ、イエローの3本で、400枚印刷したらインクが無くなる想定。

日報や配送計画はモノクロで印刷をすることが殆どかと思いますので、
紙代 17,075 (円) + インク代119,064 (円) = 年間 136,139 円の削減を実現できます。

<複合機の場合>

カウンター料金は導入される複合機の機種や、毎月の印刷数によりますが、
おおよその相場はモノクロの場合1枚あたり2円、カラー印刷の場合1枚あたり15円です。

ODINリアルタイム配送システムの導入後、月に968枚削減できると、
モノクロの場合年間4,224円、カラー印刷の場合、年間31,680円削減する事ができます。
※カウンター料金には、トナー(インク)代などの消耗品や、修理費用が含まれます。

<モノクロ印刷>
968 (枚) × 2 (円/枚) × 12 (か月) = 23,232 円/年間

<カラー印刷>
968 (枚) × 15 (円/枚) × 12 (か月) = 174,240 円/年間

日報や配送計画はモノクロで印刷をすることが殆どかと思いますので、
カウンター料金の場合年間23,232円削減が実現できます。

合計

ODINリアルタイム配送システムを導入することで、導入費用を大幅に上回るコスト削減を実現できます。

実際に削減できた費用

75万円/年

ODINを導入して削減できたコスト 1,030,741円/年間
ODINリアルタイム配送システム導入費用275,400円/初年度
導入費用を差し引いて削減できたコスト 755,341円/年間
計算根拠

ODINリアルタイム配送システムは初年は初期費用も含めて年間275,400円です。
2年目以降は、ランニング費用だけかかるので年間利用料は110,400円になります。
導入後、その金額を上回る767,399円のコスト削減を実現でき、
導入費用を引いても年間491,999円のコスト削減を実現でき、2年目以降は毎年656,999円コスト削減できます。

<ODINリアルタイム配送システム導入費用>

初期費用: 165,000円 (税込)
ランニング費用:1ユーザーあたり 2,300 円/月(税込)

初期費用165,000円 + 2,300 (円) × 4 (人) × 12 (か月) = 275,400 円/年間

<ODINリアルタイム配送システム導入で実現できたコスト削減>

<人件費>
249,621 (円) + 474,232 (円) = 723,853 円/年

<ガソリン代>
170,749 円/年

<印刷費用>
136,139 円/年

<合計>
723,853 (円) + 170,749 (円) + 136,139 (円) = 1,030,741 円/年間

1,030,741 (円) – 275,400 (円) = 755,341 円/年間

 

<ODINリアルタイム配送システム2年目以降のコスト削減>

ランニング費用:1ユーザーあたり2,300円/月(税込)

2,300 (円) × 4 (人) × 12 (か月) = 110,400 円/年間

1,030,741 (円) – 110,400 (円) = 920,341 円/年間